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【開発Tips】kintoneアプリ設計 ― 業務型と作業型、その特徴と選び方
kintoneは誰でもアプリを作れるのが魅力ですが、その「アプリの単位」は企業ごとに大きく異なります。 ある会社では「契約管理」のように業務全体をカバーするアプリ、別の会社では「製本依頼」のように作業に特化したアプリ、といった具合です。 業務フォーカス型(基幹型) 契約管理、案件管理、請求管理など、業務全体を担うアプリ。 台帳としての役割を持ち、会社の資産データを集約する。 強み :全体を俯瞰できる、一元管理しやすい 弱み :スコープが広くなり、複雑化しやすい 作業フォーカス型(タスク型) 製本依頼、承認申請、検収など、個別の作業に特化したアプリ。 業務の一部の動きを切り出すイメージ。 強み :シンプルで運用しやすい、分業に向く 弱み :点在しやすく、全体像を把握しづらい 混在するのが現実 多くの企業では業務型と作業型が混在しています。 ただし「業務型アプリを綺麗に回す」のは難易度が高く、例外対応や権限分岐が増えて複雑になりがち。 そのため、 台帳(業務型)はシンプルに保ち、作業は別アプリに切り出して連携させる と運用しやすくなります。 ベンダー
3 日前


【開発事例】kintone×Excelで“紙リレー”を卒業した話
こんにちは、こん太ぱぱです。 不動産会社でのkintone開発事例をご紹介します。 営業の現場はずっと「Excel+声掛け+紙の回覧」という“紙リレー”で動いていて、申込→承認→準備→契約のどこかで情報が散らばり、手戻りが起きがちでした。 しかも不動産は多筆・別紙・特約など情報量が多く、フォームを欲張ると 入力UIが重くなる ——ここが最大のネックでした。 そこで僕は、 Excelを捨てずに役割を変える というやり方を取りました。 運用の“母艦”はkintoneに集約して、 依頼で動き(アクション)/状態で迷わない(ステータス) 。 そして帳票は Excelのまま出力専用 にして、ドラフト先行+kintoneからの 自動差し込み で最終化。 結果、現場のスピードは落とさずに“紙リレー”から卒業できました。 設計原則:依頼をすると、業務が次の状態になる 僕の設計は、 「依頼」が発火点になって業務の“状態”が進む という考え方です。だからこそ、 ボールを渡す瞬間 を「 アクション=依頼 」と「 ステータス=状態 」のセットで明示しました。 だれが →
3 日前


kintone活用の裏技① 関連レコードでサブテーブルが見れる!?
kintoneをご利用の中で、こんな場面に遭遇したことはありませんか? 「サブテーブルに入力した明細を、別アプリからも確認したい」 「関連レコードで、誰が・何を・いくらで登録したのかを一覧で見られたら便利なのに…」 実は、少し工夫するだけで 「サブテーブルの内容を関連レコードでも確認できる」 ようにすることができるんです。 サブテーブルは関連レコードに「表示できない」のが通常 kintoneの「関連レコード」機能はとても便利ですが、 サブテーブル(明細・履歴・内訳など)はそのままでは表示できません。 関連レコード一覧に出せるのは、通常フィールドのみ。そのため、サブテーブルに保存された詳細な明細はわざわざレコードを開かないと確認できないのが現状でした。 解決策:リッチエディタを「明細サマリー」として活用 この課題を解決する方法が、 リッチエディタフィールドを「サブテーブルのサマリー表示」として使う という発想です。 たとえば、こんなふうに👇 この「明細サマリー」はサブテーブルそのものではなく、 リッチエディタフィールドに自動生成されたHTML表
4 日前


管理画面の“行き来”を一瞬に。~kintone Admin QuickTabs~
ℹ️ 最新の機能更新はREADMEへ このページは概要の説明です。新機能・変更点・既知の注意事項は [README] に集約しています。 これは何?(概要) kintoneの 管理画面にタブUI を追加するユーザースクリプト(Tampermonkey等で動作) 権限 /...
10月10日


kintone App Toolkit ~kintone アプリの構造情報をワンクリック出力できる Tampermonkey 用ツール~
ℹ️ 最新の機能更新はREADMEへ このページは概要の説明です。 新機能・変更点・既知の注意事項は [README] に集約しています。 主な機能 🩺 Health(ヘルスチェック) アプリの フィールド数・状態数・アクション数 などを自動解析。「多すぎて設計が重くなっていないか?」を一目で判定します。 📋 Fields(フィールド一覧) フォームの全フィールドを 実際のレイアウト順 で一覧化。さらに Markdown・CSV・JSON 形式で出力できます。 導入方法(3分で完了) 1️⃣ Tampermonkey をブラウザに入れる 2️⃣ 以下のスクリプトURLを開いて「インストール」 3️⃣ kintone のアプリを開くと、右下に黒いパネルが出ます。 🔗 Tampermonkey 🔗 Tampermonkey - Chrome ウェブストア 🔗 GitHub(ソース公開) https://github.com/youtotto/kintone-app-toolkit 🔗 Rawスクリプト(インストール用) 👉 インスト
10月9日


きせかえサブテーブル
― サブテーブルを、もっと「見た目でわかりやすく」 ― kintoneでサブテーブルを使っていると、こんな悩みはありませんか? どのアプリも同じグレーの表で、味気ない 情報は入っているけど、ぱっと見で分かりにくい 画面を見せたときに「もっと見やすくできないの?」と聞かれた...
8月26日


開発進捗レポート:AppInsight for kintone AI+
こんにちは、こん太ぱぱです。今日は「AppInsight」のAI+の開発進捗を少しご紹介します。 AI+とは? AppInsightは、kintoneアプリの設計データを収集・整理するプラグインです。 AI+では、その設計情報をもとに「AIが具体的な提案やコード生成を行う」機能を追加しています。単なるAIチャットではなく、 アプリ設計情報を渡しながら相談できる のが最大の特徴です。 実装中の機能 現在、以下の機能を開発中です。 アプリ分析レポート アプリ全体をAIが分析し、良い点・悪い点・改善アクションを提示。 セクション別AI評価 A〜Eの観点(入力設計、レイアウト、関連設定など)で自動評価。 改善アクションプラン生成 分析結果をもとに、すぐ実行できる改善アクションを提案。 JavaScriptコード生成 例:「REST APIを使ってルックアップを更新したい」と指示すると、アプリのフィールド名やキーを推定しながら実用レベルのコードを自動生成。 JavaScriptコード解析 カスタマイズに使われているJSファイルを解析。 API連携/外部シス
8月26日


AIにkintoneアプリ設計を分析させてみたら、ちょっと面白かった話
kintoneのアプリ構成を見える化する「 AppInsight for kintone 」。 現在、試しにAppInsightで AIでアプリを分析する機能を実験しています。 そうしたら、思っていた以上に“良い相棒”になりそうな気配がありまして──...
7月28日


Smart Label Navigator(スマート・ラベル・ナビゲーター)
― フィールド構成の“目次”を自動生成 ― kintoneで複雑なアプリを作っていると、「どこに何のフィールドがあるのか分からない!」なんてこと、ありませんか? 項目数が多くて、スクロールだけで疲れる 「このあたりに住所情報があった気が…」と探し回る...
7月25日


AppInsight for kintone
kintoneアプリの「いま」を可視化する ドキュメント&ダッシュボード自動生成ツール 1. システム概要 kintoneでこんな悩み、ありませんか? アプリの数が増えすぎて、どこで何をしているのか分からない フィールド、通知、プロセス管理…全部設定してるけど、どこに何があるのか把握できない 引継ぎ資料や構成図を作るのが毎回面倒… 「AppInsight for kintone」は、 kintoneアプリの構成・関係性・設定内容を一括で可視化し、 アプリドキュメントと運用ダッシュボードを自動生成するプラグイン です。 ①テンプレートからアプリを作成 ②プラグインをインストールするだけ。 あとは 一覧画面でボタンをクリックするだけで、アプリ情報が丸ごと取得されます! 2. システム構成 提供形式 アプリテンプレート + プラグイン一式をZIPでご提供 ダウンロード → テンプレートからアプリ作成 → プラグインインストール の簡単3ステップ! 対象情報(自動取得対象) フィールド一覧・フォーム構成 一覧表示・ビュー設定 通知設定・アクション設定 プ
7月22日


フィールド使用状況チェッカー プラグイン
1. システム概要 kintoneアプリを開発・運用していると、こんな悩みはありませんか? フィールドが使われているのか使われていないのか、ぱっと見で分からない アプリを整理したいけど、使われていないフィールドがどれか調べるのが面倒...
7月17日


kintoneプラグイン開発で、僕が大切にしていること
「これ、kintoneでできませんか?」 そんな相談をよく受けます。僕自身、これまでいくつものプラグインを開発してきました。 関連レコードをネスト表示するプラグイン ルックアップでコピーされた項目を色で可視化するプラグイン...
7月5日


ドロップダウン連動入力 - プラグイン
1. プラグイン概要 kintoneのドロップダウンでこんなお悩み、ありませんか? ドロップダウンの選択に応じて、他のフィールドも一括入力したい 毎回ルックアップで値をコピーするのが面倒 「作業予定日=今日から3営業日後」みたいな柔軟な入力がしたい...
7月4日


ID / パスワード 自動生成 - プラグイン
1. システム概要 kintoneアプリで「アカウント初期設定」や「ID・パスワード管理」にお困りではありませんか? 手動入力だとパスワード強度が不安 毎回、他のツールで生成してコピペが面倒 ID・パスワード自動生成プラグイン...
7月4日


フィールドサポーター - プラグイン
kintone、便利だけど── 「フィールドの使い分けや入力ルール、何度も説明している…」 「サブテーブルの項目も、どこに何を書くか毎回聞かれる…」 そんな“あるある”、実は多くの現場で起きています。 そこで開発したのがこの「フィールドサポーター プラグイン」。 1....
7月4日


サブテーブル - テンプレート入力 - プラグイン
kintoneのサブテーブル、便利だけど── 「毎回、同じ内容を何度も入力している…」 「プランや条件ごとに、サブテーブルのパターンが決まっているのに手作業…」 そんな“あるある”、現場では意外と多いものです。 そこで開発したのがこの「サブテーブル -...
7月4日


条件付きルックアップ自動取得 - プラグイン
kintoneのルックアップ機能、便利だけど── 「ルックアップし忘れた……」 「特定のときだけ、ルックアップしたいんだけどな」 そんな声、実際の業務現場ではよく聞かれます。 そこで開発したのがこの「条件付きルックアップ自動取得プラグイン」。 1. システム概要...
7月4日


ルックアップ カラーマーカー - プラグイン
kintoneのルックアップ機能、便利だけど──「どこからコピーされてるのか分かりづらい」「複数使ってると混乱する」そんな声、よく聞きます。 そこで開発したのがこの「Lookup Color Marker」。 ルックアップ元も、コピーされた項目も、色で“ひと目で”分かるよう...
7月4日


関連レコード - ネスト表示 - プラグイン
ふと、「そういえば、kintoneって最近どうなってるのかな」と思って、 久しぶりに触ってみたんです。 僕は以前、不動産会社に勤めていて、その社内システムとしてkintoneを使っていました。 でも正直なところ、「使いづらい」「なんか分かりにくい」と言われることも多くて。と...
7月2日
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