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kintoneの関連レコードでサブテーブルを見たい|2つの方法と実機例

2025年10月29日
読了時間: 3分

更新日:9月27日

kintoneで別アプリのサブテーブル明細を確認したいときは、明細をリッチエディタに要約して表示する方法があります。一方、履歴を別アプリのレコードとして管理しているなら、関連レコード ネスト表示で親子関係を展開する方法が使えます。

この2つはデータの持ち方が異なります。この記事では選び方と注意点を整理し、後半で撮影用の架空データによる実機例を紹介します。

サブテーブルの明細を要約して見せる方法

標準の関連レコード一覧にサブテーブルの行をそのまま並べる代わりに、元アプリへリッチエディタの「明細サマリー」を設けます。レコード保存時のJavaScriptで明細をHTML表へ整形し、関連レコード一覧の表示項目にサマリーを追加する考え方です。

表示しているのはサブテーブル本体ではなく、明細から作成した要約です。実装にはフィールドコードに合わせたJavaScriptのカスタマイズが必要で、フィールドを置くだけでは自動生成されません。

設定の流れと確認ポイント

  1. 元アプリに、明細を入力するサブテーブルと、要約を保存するリッチエディタを用意します。

  2. 画面での保存時に、対象列を読み取って要約を更新する処理を実装します。

  3. 参照する側のアプリで関連付けの条件を設定し、関連レコード一覧の表示項目に要約フィールドを追加します。

  4. 明細の追加・変更・削除後に保存し、別アプリの表示も更新されることを確認します。

画面での保存時だけに動く処理では、CSV取込や外部連携による更新は反映されません。既存レコードも含め、要約を作成・再作成する方法を決めておきます。

元の明細と要約先の閲覧範囲も揃えてください。元フィールドが非公開でも、コピーした要約が見えてしまうことがあります。HTMLに埋め込む値のエスケープや、リンク先の閲覧権限も確認します。

別アプリの履歴なら「関連レコード ネスト表示」

案件や対応履歴をそれぞれ独立したレコードとして管理している場合は、親子関係で展開する方法が向いています。サブテーブルの要約を保存する方式とは別の仕組みです。

2026年9月27日の実機確認では、顧客カルテで「受発注管理の導入支援」を展開すると、案件の提案金額・フェーズと、見積書送付・画面案の提案・現状ヒアリングの3件の履歴が表示されました。各行の矢印から元レコードを開けます。

下の画像は実際のkintone画面です。顧客・案件・担当者は架空の撮影用データで、サブテーブルの行を直接展開した画面ではありません。

どちらを選ぶ?

既存のサブテーブルを使い続けたい場合は、サマリー方式を検討します。履歴を個別に検索・更新したい場合は、別アプリで管理して親子レコードを表示する構成を検討します。

ネスト表示でデータが出ないときは、顧客と案件、案件と履歴を結ぶキーの値、絞り込み条件、参照先の閲覧権限を順に確認してください。

現在のアプリ構成に合う方法が分からない場合は、ページ下部のお問い合わせフォームから、明細がサブテーブル内にあるか別アプリにあるかをお知らせください。

関連レコード ネスト表示の実機画面。顧客カルテから導入支援案件を展開し、案件情報と3件の対応履歴を表示。架空の撮影用データ。

構成を変える前に確認しておきたいこと

サブテーブルや関連付けに使うフィールドを変更する前に、計算式・一覧・通知など、現在の設定でどこに使われているかを確認しておくと、影響を見落としにくくなります。

フィールド使用箇所を確認する方法と削除前チェックでは、無料ツールで確認できる範囲と、JavaScriptや外部連携など別途確認が必要な範囲を整理しています。

顧客情報などを別アプリからコピーして入力する方法も検討している方は、ルックアップの自動取得ガイドもご覧ください。関連レコードで「表示する」方法と、ルックアップで「コピーする」方法を目的に合わせて選びましょう。

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