開発進捗レポート:AppInsight for kintone AI+
- 祐斗 河合
- 13 時間前
- 読了時間: 2分
こんにちは、こん太ぱぱです。今日は「AppInsight」のAI+の開発進捗を少しご紹介します。
AI+とは?
AppInsightは、kintoneアプリの設計データを収集・整理するプラグインです。
AI+では、その設計情報をもとに「AIが具体的な提案やコード生成を行う」機能を追加しています。単なるAIチャットではなく、アプリ設計情報を渡しながら相談できるのが最大の特徴です。
実装中の機能

現在、以下の機能を開発中です。
アプリ分析レポート
アプリ全体をAIが分析し、良い点・悪い点・改善アクションを提示。
セクション別AI評価
A〜Eの観点(入力設計、レイアウト、関連設定など)で自動評価。
改善アクションプラン生成
分析結果をもとに、すぐ実行できる改善アクションを提案。
JavaScriptコード生成
例:「REST APIを使ってルックアップを更新したい」と指示すると、アプリのフィールド名やキーを推定しながら実用レベルのコードを自動生成。
JavaScriptコード解析
カスタマイズに使われているJSファイルを解析。
API連携/外部システム連携/危険コード検出
デモ①:JavaScriptコード生成
「REST APIでルックアップを更新したい」と指示するだけで、アプリのフィールド名やキーを推定しながら実用レベルのコードを自動生成します。
さらに改良版では、生成結果がより安定しました。
デモ②:セクション分析
プロセス管理、アプリ連携、フィールド設計などのセクションに分け、A〜E評価を行い、改善ポイントを整理します。
デモ③:総合評価(スクショ紹介)
総合評価
セクションごとの分析を集約し、アプリ全体の総合評価レポートを提示します。

改善アクションプラン
提案された改善アクションプランはサブテーブルに保存します。
分析→改善アクション→再分析という改善ループを生み出します。

開発の裏側
実は一番大事なのは「データの渡し方とプロンプトの設計」です。
アプリの設計情報をどうまとめてAIに渡すかで、提案の質がまるで変わります。
これは競合製品にはない大きな差別化ポイントであり、AppInsightならではの強みだと考えています。
今後の予定
コード生成機能の精度向上
分析結果のUI改善(わかりやすい表形式での提示)
改善アクションを実行に繋げる仕組みづくり
最後に
AI+はまだ開発途中ですが、「アプリ改善をAIと一緒に回す」新しい体験を提供できるよう進めています。
リリースに向けて引き続き改善していきますので、ぜひご期待ください!
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