コメントを「書く」から、コメントで「仕事を進める」へ。
「コメントワーク for kintone」をご紹介します
kintoneのコメント欄、皆さんはどのように使っていますか?
ちょっとした連絡、確認事項、差し戻しの理由、対応した内容の記録など、実際の業務ではさまざまな情報がコメント欄に残っていきます。
一方で、コメントを毎回ゼロから入力したり、過去のやり取りを探したり、
「この差し戻しは、何が理由だったんだっけ?」
「このステータスだったとき、どんなやり取りをしていた?」
と確認するのは、意外と手間がかかります。
Nest Recではこれまで、よく使うコメントを簡単に入力できる「コメントテンプレート」を開発してきました。
今回、その役割をさらに広げ、
「コメントワーク for kintone」
として生まれ変わります。
テーマは、
コメントを入力するだけではなく、コメントで仕事の流れを残す。
です。
コメントワークとは?
コメントワークは、kintoneのコメント機能をより業務で使いやすくするためのプラグインです。
無料版の「コメントワーク」と、機能を拡張した「コメントワーク+」を用意しています。
無料版では、コメント入力の効率化と、プロセス管理に合わせたコメント記録を中心に利用できます。
1. よく使うコメントをテンプレート化
毎回同じような文章を書いていませんか?
たとえば、
確認をお願いします
修正しました
お客様へ連絡済みです
差し戻し内容を確認してください
対応が完了しました
といった定型的なコメントです。
コメントワークでは、こうした文章をあらかじめテンプレートとして登録できます。
レコード詳細画面からテンプレートを選択するだけで、コメントの入力に利用できます。

2. レコードの値をコメントへ差し込み
単なる固定文章だけではありません。
レコードに登録されている値をテンプレート内へ差し込むこともできます。
たとえば、
○○様の見積内容を確認しました。
見積金額:1,200,000円
担当者:山田太郎
希望納期:2026年10月15日のように、レコードごとの情報を含んだコメントを作成できます。
同じ文章をコピーして、名前や金額だけ手作業で書き換える必要がありません。
コメント欄への入力だけでなく、内容を確認して投稿したり、文章をコピーしたりする使い方もできます。

3. ステータス変更をコメントとして残す
kintoneのプロセス管理では、
作成中
↓
申請中
↓
承認済のように業務を進められます。
コメントワークでは、対象となるアクションによってステータスが変更されたとき、その記録をコメントへ投稿するルールも設定できます。
たとえば、
「承認申請」を実行しました。
申請者:山田太郎
申請日:2026年9月29日といった記録です。
プロセス管理の履歴だけでなく、普段確認しているコメント欄にも業務の流れを残せるようになります。

コメントワーク+では、さらに「やり取りを追いやすく」
有料版のコメントワーク+では、コメントを入力する機能だけではなく、
これまでのコメントを振り返る
ための機能も追加されます。
4. コメントをステータスの期間ごとに整理
申請や承認を繰り返すアプリでは、コメント欄にさまざまな時点のやり取りが混ざっていきます。
コメントワーク+では、コメントをステータスの期間ごとに整理したパネルで確認できます。
イメージとしては、
▼ 作成中
・担当者間での確認
・内容の修正
▼ 申請中
・申請時の補足
・承認者からの確認
▼ 差し戻し
・差し戻し理由
・修正内容
▼ 再申請
・修正完了の報告という形です。
長く続いているレコードでも、
「そのとき何が話されていたのか」
を追いやすくなります。

5. コメントを検索
コメントが増えてくると、
「確か○○について書いたコメントがあったはず……」
と探すことも増えてきます。
コメントワーク+では、読み込まれているコメントを検索できます。
大量のコメントを上から順番に読み返す必要がありません。

6. コメント番号で参照
コメントワーク+では、コメント番号を使って特定のコメントを参照できます。
たとえば、
「コメント >>12 の内容をご確認ください」
といった形で、
どのコメントについて話しているのかを明確にする
ことができます。
やり取りが長くなったレコードほど便利な機能です。

7. コメントから対象フィールドへ移動
コメントの中で特定の項目について指摘されても、
長いフォームでは対象フィールドを探すのが大変です。
コメントワーク+では、コメント本文から対象フィールドへ移動しやすくすることで、申請・差し戻し時の確認を支援します。
たとえば、
「希望納期を確認してください」
というコメントから、該当するフィールドへ移動する。
コメントとフォームを行ったり来たりする手間を減らす
ための機能です。

8. アクション実行時に「理由」を記録
コメントワーク+では、対象となるプロセス管理のアクション実行時に理由を入力し、その内容をコメントとして残す機能も用意しています。 コメントワーク_公開説明文案_2026-09-28
たとえば、
差し戻し
差し戻し理由:
添付されている見積書と入力金額が一致していません。却下
却下理由:
申請対象外のため却下しました。など。
これまで、
「なぜ差し戻されたのか分からない」
「口頭で説明したので記録が残っていない」
となりがちだった部分を、コメントとして残せます。

無料版と+版の違い
機能 | コメントワーク | コメントワーク+ |
コメントテンプレート | ○ | ○ |
レコード値の差し込み | ○ | ○ |
コメント欄への入力 | ○ | ○ |
投稿前の内容確認 | ○ | ○ |
コメントのコピー | ○ | ○ |
ステータス連動コメント | ○ | ○ |
ステータス期間ごとの整理 | - | ○ |
コメント検索 | - | ○ |
コメント番号による参照 | - | ○ |
コメントからフィールドへ移動 | - | ○ |
アクション理由の記録 | - | ○ |
「コメントテンプレート」から「コメントワーク」へ
もともとは、
「毎回同じコメントを書くのが面倒」
という、小さな不便を解決するためのプラグインでした。
そこから、
プロセス管理とコメントを連動する
差し戻し理由を残す
コメントをステータスごとに整理する
必要なコメントを探す
コメントから修正箇所を確認する
と、少しずつ役割が広がってきました。
そこで今回、名前も
「コメントテンプレート」から「コメントワーク」へ。
単に文章を入力するためのツールではなく、
kintoneのコメントを、業務の記録としてもっと使いやすくする。
そんなプラグインへ育てていきます。
こんな業務におすすめです
特に、
申請・承認
見積確認
問い合わせ管理
案件管理
社内改善報告
稟議
差し戻しの多い業務
複数人で1件のレコードを扱う業務
など、コメントを使って情報を引き継ぐアプリとの相性が良いと思います。



コメント